こんばんは
中目黒ピラティス&マスターストレッチスタジオarancia(アランチャ)の今薗由望です。
心理学を勉強していた頃、
いつも“外れ値”を無視できないでいました。
1000人中999人が「おいしい」といったものはおいしく、
残りのひとりが「まずい」と言っても
“統計学的には”、それは「おいしい」ものということになりますよね。
でもこれって・・・
と思い、わたしはできるだけ個人差を考慮できる要素を織り交ぜながら
課題を検討していました。
そして最近も、個人差についてあれこれ考えます。
ピラティスやボディキー、そしてマスターストレッチでの感じ方も、
本当に個人差が大きいです。
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例
マスターストレッチでは、
もも裏ばかりが伸びる(痛くなる)方もいれば、
ふくらはぎがメインで痛くなる方もいます。
柔らかくて脚は痛くならない方で、足裏が痛くなるという場合もあります。
例
また、コア(下腹のところにある腹横筋など)の起動において、
ピラティスをすると意識できる方もいれば、
ボディキーをして初めて意識できる方もいらっしゃいます。
例
マスターストレッチで姿勢を正していただく際、
「天井から頭を吊られるように」という言葉が響く方もいれば、
「上半身を高い位置にキープする意識で」という言葉や、
「下っ腹にちからを入れて」という言葉の方がイメージがわきやすい方もいます。
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現代は、いろいろなことに関して情報過多で、
ときどき息苦しくなります。
どの情報を受け入れれば良いのか、
困ってしまうこと、みなさんはないですか?
健康やダイエットに関してもそうです。
これまで良いとされてきたことが否定されたり、
良くないとされてきたものが見直されたり。
でも、思うんです。
いつでも自分が第一被験者だ、って。
誰が何を言おうと、
誰が何を推そうと、
それが合うか合わないかは、自分自身が被験者になってみないとわからないなって。
正しいか否かではなく、
合うか否かが大切なんだと思うんです。
なんだかまとまらない日記になってしまいましたが、
個人差は大切にしたいです。
菅原先生も、
何が幸せか、ということをよく言っています。
柔軟性が上がることが幸せな人もいれば、そうでない人もいるし、
歪みがなくなることが幸せな人もいれば、そうでない人もいますよね。
(トレーナーのわたしがするべき発言ではないですが・・)
幸せって、
ほんと、客観的なものではなく、主観的なものですね。
情報過多な時代に惑わされず、
自分自身の感じ方を大切にし、
自分自身の考え方を大切にし、
そして、
自分自身の幸せ感を大切にしたいと思います。
arancia 今薗由望
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アランチャ ピラティス スタジオ
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