ケーススタディ

こんばんは!

アランチャ高田です。

さて、今日も前回に続き、ラーカム先生のセミナーについて。

今日は、先生が実際に担当されているクライアントさんのケーススタディについて。

快適な歩行が困難な79歳の女性。

セッション前のビデオでは、まっすぐ歩くことができず、足元も時折おぼつかないご様子。

しかし、先生のセッション後のビデオでは、かなり足元もしっかりとしていて、ご自身の歩きたい方向に歩けているご様子でした。

メニューとしては、主にディスクやボール、不安定なアークの上でバランスをとったり、回旋ワーク、歩行ににた動作(マスターストレッチんのウォーキングのような動き)などを行っていくのですが、そのバリエーションは実に豊富で、そのアイディアに驚かされました。

そして、単にバランスをとる練習をたくさんしているだけというわけではなく、

その背景には、前庭のシステムにアプローチするもの、固有受容器を刺激するもの、視覚を意図的に利用していくものなど

研究結果に基づき、ゴールに対して必要とされるシステムすべてを組み合わせていらっしゃるとこのこと。

また、先生はクライアントさんにとって必要とあらば、ピラティスの枠にとらわれない情報提供も積極的にされているなどといったお話も聞かせていただきました。

クライアントさんについてお話されるお姿は、

単に「ピラティスを伝える人」のではなく、「クライアントさん自身の幸せに向き合うトレーナー」としてのプライドを垣間見た感じで、とても感銘を受けました。

そして、ピラティスのことを「It’s my Life!!!」とサラリと笑顔でおっしゃったこともとても印象的でした!

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