骨盤底と横隔膜

アランチャ高田です!

いよいよ夏も本番!といった暑さがやって来ましたね♪
海行きた~~~い!!!
波にざっぶーんとされてコントロール効くような効かないような感じがなんとも好きです。
自然は偉大!!!

さて、先週末、『産後の身体とピラティス』というセミナーを行いました。

いくつか重要トピックスはあるのですが、今日はタイトルに記した骨盤底と横隔膜の関係について。

横隔膜は呼吸の際に必要不可欠な筋肉ですが、実は骨盤底はその横隔膜とセットで受動的に動いている言われいます。
つまり骨盤底は呼吸と共に常に動いているというわけです。

少し踏み込んだ表現をすると、横筋筋膜(骨盤内筋膜)という腹腔を囲むように位置する筋膜は、横隔膜から大腰筋、腰方形筋など、そして膀胱や子宮そして骨盤底にまで及んでおり、その筋膜を介して動きの連動がおこるとされています。

また西洋解剖学的な考えとは別で、声帯、横隔膜、骨盤底といういわゆる地面に対して水平になっている筋肉達にはその仲間なりの関係性が大きいとも言われています。(この件はまた後日)

長くなりましたが、要は呼吸と横隔膜&骨盤底の関係はとても深いというわけです。

妊娠中、お腹が大きくなるにつれ、肋骨の動きも小さくなり、呼吸が浅くなってしまう妊婦さんがほとんど。
そして、それは産後もそのまま引き継いでしまっています。
そうですよね。。だって10カ月その身体(姿勢)でいたわけですから、そんなに簡単には元に戻らない。。

というわけで、産後、『骨盤底にダメージを受けているので、骨盤底にトレーニングを!』ももちろんとっても大切なことなのですが、
まずは呼吸機能を回復させる(横隔膜を上手に動かせる姿勢(肋骨の形状)をつくる)ことがとっても大切。

そのためにはピラティス呼吸への準備が役立ちます♪

①リラクゼーション呼吸(腹式呼吸)
②呼吸と共に胸骨を動かす(ブレストボーン呼吸)
③呼吸と共に肋骨を動かす(リブケージ呼吸)

この3つを上手に組み合わせ、ピラティス呼吸が完成します。

産後の回復にピラティス呼吸!
ぜひ取り入れてみて下さい♪

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