こんばんは!
アランチャ高田です。
今日、膝の靭帯を怪我(断裂)された方がレッスンに来てくださいました。
断裂した場合、再建手術といって、切れてしまった靭帯を人工的につなげる手術をすることが一般的なのですが、
術後はしばらく膝の曲げ伸ばしに制限がかかるため、リハビリがとても大切となってきます。
ですが、術前のリハビリも同じくらい大切。
何を隠そう私も靭帯断裂した経験があるので、痛いほどその重要性を感じるのですが、
術後、筋肉がいったん弱ってからですと、元の筋肉の状態を思い出すのにとても時間がかかります。
ですから、術前からしっかりとリハビリをしておくことが早期回復の大きな助けとなるのです。
とは言え、断裂している状態ですから、大きな負荷をかけたハードなトレーニングはもちろん危険。
そんな時、適しているのが、ピラティスのイクイップメントの一つ、リフォーマーでのレッグワーク。
寝た状態でのスクワットのようなムーブメントです。
もちろんス立位でのスクワットも行っていきますが、
不安がある場合や、重力がかかると正しいアライメントをとりにくい場合は、こちらのムーブメントがとてもオススメです。
股関節、膝、足を安全なアライメントに整えながら、必要な筋力を高めていくことができます。
ジョセフ・ピラティス氏はもともと負傷兵のリハビリを目的としてピラティスを考案しましたが、
当時もそのようにしてたくさんの方を救っていたのだと思います。
私は、術後のリハビリについてもっと知りたくて、ピラティスに出会いました。
ピラティスと出会っていなかったら、もう一度ダンスの舞台にあがろうと思えなかったかもしれません。
今日来てくださったお客様にも、今まで通り、いや今まで以上に良い状態になっていただけるよう、
ピラティスを通してお手伝いできたら嬉しいです。
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