こんばんは!
中目黒・恵比寿・代官山のピラティス・マスターストレッチ・ボディキースタジオarancia(アランチャ)の高田です。
さて、先日、米国でのダンサーさんのケアにどんなことが行われているのか、どんなサポート体制が整っているのかといったお話を伺う機会がありました。
米国ではトレーニング施設、リハビリ施設、そしてクリニックがバレエ団に併設されていたり、
理学療法士、ドクター、治療家、ダンサーケアの専門家達が常駐する施設も充実していて、バレエ団としっかり連携されているとのこと。
日本よりも何歩も先をいっているのだなという印象です。
そして、そいうった施設にはピラティスのマシンが当然のように常備。
以前シルクドソレイユのバックヤードを見せていただいたときにも、ピラティスのマシンが充実していましたし、
イギリスに行ったときも、どこのダンススクールにもピラティスのクラスは当たり前のようにありました。
それも最近のことではなく、十何年も前のことです。
日本でもダンサーさんにとってピラティスはかなりメジャーなものになってきましたが、
こういったダンサーと専門家やトレーナーをひっくるめたネットワークという意味ではまだまだ発展途上。
ダンス界に限らずトレーニング全般をみても米国は日本の10年先をいっていると聞いたことがあります。
今後の展開に期待大ですし、我々ピラティストレーナーもなんとかキャッチアップしていきたいところです。
また、リハビリやトレーニング内容の中で印象的だったのは、
『視覚に対するアプローチ(目を閉じた状態のバランストレーニングなど)』です。
舞台本番では、照明によって視界を遮られることも多く、そういった瞬間の怪我も少なくないのだとか。
私もアマチュアながらに、本番中に照明を直に見てしまいバランスを崩しそうになった経験、何度かあります。
体幹トレーニングやアライメント調整などは私たちもピラティスレッスンの中でご提供していますが、こういったより現場によりそったトレーニングを取り入れていくことの大切さを改めて感じました。
ダンスに限らず、どの競技でも
『ファンクショナルトレーニング』と『その競技そのものの練習』の間に存在する溝をどう埋めていくかは、
トレーナーとパフォーマーの歩み寄り。
トレーナーとしてできること、まだまだまだまだ×100たくさんありそうです!
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アランチャ ピラティス スタジオ
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