マットピラティス

マットピラティスは、マット上で行うピラティスです。ピラティスの中で最もスタンダードなものであり、日本での普及率も高いです。バランスボールやゴムチューブを利用した自重トレーニングなど様々な形があります。マットピラティスにおけるエクササイズの方法は約40種類です。

マシンピラティス

ピラティス専用のマシンを使用して、身体に負荷をかけるエクササイズを行います。マシンの種類は、リフォーマー、チェア、ラダーバレル、スパインコレクター、キャデラックなどがあります。大きめの器具を室内に置いて行うピラティスなので、集団エクササイズよりも、パーソナルトレーニングまたは少人数でのトレーニングに向いています。マシンピラティスにおけるエクササイズ方法は、約600種類あるといわれています。

目的別ピラティス

最近はマットピラティスおよびマシンピラティスをベースに、様々な目的や問題に合わせてアレンジを加えたピラティスも登場しています。
具体的には以下のようなものがあります。

• 美容やシェイプアップを目的としたボディメイクピラティス
• 妊婦さんや産後の女性を対象としたマタニティピラティス
• 高齢者を対象としたシニアピラティス
• ゴルフピラティス、バレエピラティス

身体の柔軟性を高めたい、健康維持に役立てたい、パフォーマンス向上のために取り入れたいなど、ピラティスを行う目的は人それぞれ異なります。資格取得を通して専門的な知識やノウハウを学ぶことで、より自分自身の目的に合ったピラティスに取り組めるようになるでしょう。

マットとマシンのどちらかを選ぶ

ピラティス資格は大きく、マットピラティスとマシンピラティスの2つに分かれています。資格取得を目指す場合は、どちらが自身に合っているかを考えて選ぶことが大切です。
初めてピラティス資格の取得を目指す場合は、マットピラティスのほうが推奨されます。基本のピラティスであることはもちろん、普及率が高く、需要も多いためです。まずは基礎を学び、その後、スキルをさらに高めたいときにマシンピラティスの資格取得を目指すのがおすすめです。
人によっては両資格の同時取得を目指すケースもあります。

スタジオ・スクールの特徴を知る

ピラティス資格を取得するには、スタジオやスクールで資格コースを受講する必要があります。各スタジオによって、レッスンの特徴やコース内容が異なります。そのため、事前にどのような特徴があるのかを公式サイトなどで確認し、自身に合ったスタジオ・スクールを選ぶようにしましょう。
スタジオ・スクール選びでは、以下のようなポイントがあります。

• 初心者向けのコースはあるか
• プロフェッショナル向けのコースはあるか
• 短期間コースと長期間コースで選べるか
• 資格コースの種類は豊富か
• 資格取得後のフォローアップが充実しているか

ピラティス資格コースの費用を確認

ピラティスの資格コースを受講する場合、ある程度の費用（受講料）がかかります。例えば、マットピラティス資格コースの料金相場は15万～30万円、マシンピラティス資格コースの料金相場は25万～50万円です。スタジオなどによっては100万円ほどかかることもあるので、予算や経済的な余裕も加味して選ぶことが重要になります。