ボディマップ

こんばんは!
アランチャ高田聖子です。
少し久しぶりの投稿となってしまいました。
あっという間に今年も残すところあと2週間ほど💦
今日も何人かのお客様と「よいお年を~」のご挨拶をいたしました。

さて、今年はオンラインのミーティングなどが増えたせいか、
肩こりや首の痛みをうったえる方が、とても多くなったと感じます。
画面をのぞきこむような姿勢が長時間続けばそれは当然のこと。

ピラティスで背骨のアライメントを整えたり、
よい姿勢を保つための筋肉をつけていくことは、
その予防や改善にとても効果的です。

また、ボディマップ(身体の地図)といって、
ピラティスを通じて自分の身体がどうなっているかの認識がクリアになることも
実はとても効果的と言われています。

小指をテーブルの足の角によくぶつける、
ほんの少しの段差でつまづくといったことが増えている場合は
ご自身の身体の輪郭や位置の情報が不足している証拠。

例えば長時間座りっぱなしで、立っていたり歩いたりする時間が減り、
足裏への刺激が少ない場合も、
脳にとって自分の身体がどうなっているかの情報不足に。
つまり、身体が不安な状態=過緊張となり、
それが原因で肩こりや首の痛みにつながることもあるようです。

このボディマップをクリアにしていくには、感覚への刺激が大切となります。

まずは触覚=表在感覚といって、皮膚にあるセンサー。
さすったりなでたり、ピラティスではマットやマシンと身体が触れ合うことが多くなりますのでそれも十分な刺激となりますね。

そして固有受容性感覚。筋肉や腱の伸びなどを認知できるか。
よく私たちトレーナーが、レッスン中に
「ハム伸びてる感覚ありますか?」
「お腹使っている感覚ありますか?」
とおうかがいすることがありますが、
それはそういった深部感覚を確認していることでもあったりします。

それから平衡感覚(前庭)。いわゆるバランスをとるセンサー。
床をコロコロ転がるムーブメントや、
リフォーマーのように動く台の上でピラティスをすることは、
頭の位置が変わることに対応することになります。
またマスターストレッチのような不安定要素のある器具で立つというのは、
足裏の刺激もしながらバランスをとるという、まさに優秀トレーニング!(笑)


スタジオに出向いてしっかりトレーニングする時間がない時でも、
足裏をさすってみたり、
お布団の上で寝返りするようにゴロゴロしてみたり、
ちょっとしたプレピラティスで骨や関節を意識してみるだけでも
身体の緊張がとれて、肩こりや首の痛みが少し緩和されるかもしれませんね。

年末年始はゆっくりゆったりしつつ、
時にはこんな風にお身体への適度な刺激もぜひ試みてください。

最後に年末年始の営業時間のご案内です。
年末は12月26日(日)午前まで
年始は1月4日(火)より
営業いたします。

渋谷スタジオ受付のゆるキャラ?!たちです♡

【お問い合わせ】
アランチャ ピラティス スタジオ
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